「お四国さん」
巡礼の旅レポート

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 今年の4月からバスツアーではありますが、「四国八十八ヵ所巡礼の旅」に参加しています。
4月は桜満開の中、一番霊山寺〜六番安楽寺、5月は緑の雨の中、七番十楽寺〜十一番藤井寺までお参りしました。
 七番の十楽寺は「人間には、生、死、病、老、などの八つの苦しみがあるが、それを乗り越えて、極楽浄土の十の楽しみが得られるように」という願いから名づけられたそうです。
 それにしても、たくさんの方がお参りされているのには驚きました。ご年配の方が大半ですが、若い方も結構いらっしゃいます。
新大阪駅集合、高速道路で明石海峡大橋、淡路島経由、四国徳島まではあっという間ですが、何しろ現地は田舎ですから、道が狭く、お寺には大型バスが何台も停まる駐車場がないので運転手さんはかなり苦労されているようです。途中、お決まりの巡礼用品の店に寄り、持ち物確認、不足があれば買い足しです。結構よく売れていました。
それにしても、時間刻みでスケジュールをこなすのですから、慌しい事この上なし。バスの中で食べるお昼ご飯の時間もないくらいです。(駐車場の都合もありますが。)
 美しい自然と歴史ある古寺に身をゆだね、自分の再発見をテーマにしたのですが、ついて回るのが精一杯の状態で「ゆっくりと何かを」とはいきませんでした。写真すら十分に撮れません。
 「お四国さん」は阿波の徳島(一番〜二十三番)から始まります。阿波の国は「発心の道場」で求道心を起こし、どんな困難にも負けない悟り(旅の決意)を得る場所であり、ここから全てが始まります。
 バスの中でお先達さんからお参りの作法や心構えを教わり、事前に購入した巡礼用品を身に纏い、いっぱしの「お遍路さん」姿で「同行二人」御大師様と共に巡礼が始まりました。